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奈良県医師会、コロナワクチン3回目接種推進

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 県医師会の安東範明会長は18日、新型コロナウイルスワクチンの3回目の追加接種について、県や県内の市町村と連携し推進していく意向を示した。安東会長は「時間が経過するにつれ抗体の数は確実に減ってくる。打てる方は積極的に3回目を打ってほしい」と呼び掛けた。

 

 3回目接種をめぐっては、国が2回目接種を終えた全ての希望者を対象に、原則8カ月以上の間隔を空けて打つことを決定。自治体の実施する医療機関での個別接種や集団接種で使用するワクチンを1種類に限る方針を見直し、1、2回目と異なる製品を打つ「交差接種」が認められたことを踏まえ、接種を受ける人の希望に沿えるようにした。県内でも医療従事者を対象に来月から開始される予定だ。

 

 安東会長は先月下旬から県内で新規感染者数が激減している状況について「ワクチン接種が進んだからではないか」と分析。「ブースター接種の効果も外国で出ている。3回目をぜひ打ってもらい、集団免疫の状態を続けてコロナを克服しよう」と語った。

 

 一方、県医師会は今月1日から、新型コロナの宿泊療養者を対象にした薬剤処方を開始したことも明らかにした。これによって診察だけでなく、医師が処方した場合、薬局などから必要な薬を宿泊療養施設に届けることもできる。 安東会長は「不織布マスクを正しく着用する人が増えてきている。県民や行政、各医療関係者と一致団結して取り組んでいきたい」と述べた。

 

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