社会
弥生前期の水田跡や土器棺墓発見 - 橿原・慈明寺遺跡
橿原市四条町の慈明寺遺跡で、弥生時代前期(約2500年前)の水田跡や遺体の埋葬に使われた土器棺墓が見つかり、調査した県立橿原考古学研究所が11日、発表した。一帯の東西約500メートルの範囲で環濠(ごう)集落跡や石器の材料になる流紋岩が大量に入った穴が確認されており、弥生時代の生活空間の構成をうかがう資料になる。
県立医大新キャンパスの整備に伴い、6月から約7000平方メートルを発掘調査した。
橿原市四条町の慈明寺遺跡で、弥生時代前期(約2500年前)の水田跡や遺体の埋葬に使われた土器棺墓が見つかり、調査した県立橿原考古学研究所が11日、発表した。一帯の東西約500メートルの範囲で環濠(ごう)集落跡や石器の材料になる流紋岩が大量に入った穴が確認されており、弥生時代の生活空間の構成をうかがう資料になる。
県立医大新キャンパスの整備に伴い、6月から約7000平方メートルを発掘調査した。