社会

御杖村産食材100%レストランオープン - 県立大生が運営、来月5日までの期間限定

御杖村産レストランを期間限定でオープンした県立大の学生=2日、奈良市高御門町

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 県立大学の学生6人が運営する、御杖村産食材を100%使用したレストランが5日、奈良市高御門町でオープンした。学生がメニュー開発も手掛けたフレンチのコース料理を提供し、村の情報と魅力も発信する。12月5日までの期間限定で、金・土・日曜日に営業する。

 村と同大が平成25年に結んだ、地域活性化を図る連携協定の一環。同大地域創造学部の学生有志6人が何度も村を訪れ、生産者へのヒアリングや地域の食文化を調査しながらメニュー作りや食材調達に挑戦した。

 学生たちは村を訪問する中で、天然のハチから採取された濃厚な味わいのハチミツや、寒暖差が激しい気候で育てられたみずみずしくて苦みのないピーマンなどに感動したという。

 コース料理は全6品。「村の魅力が伝わる情報を食べていただきたい」と村産食材や盛り付けにこだわった。肉料理はみつえ高原牧場で生まれた牛を探し出して入手したA5ランクの「大和牛」を使用。米料理は甘味が深い米と特産のホウレンソウを使用した。デザートはユズのシャーベットで、三峰(みうね)山の霧氷を表現。料理を提供する皿は村内の陶芸家のもとで自ら作った。

 レストランの店名は「御杖村産レストラン 結(ゆい)」。既存レストランの店舗を間借りし、期間中は学生が接客も行う。料理提供時には食の情報を提供し、生産者と消費者、村と客をつなぐ架け橋の場としたい考えだ。

 御杖村の伊藤収宜村長は「過疎地域でこれからの村づくりに課題がある中で、若い発想で新たな取り組みを進めてくれている」と感謝し、学生たちの発信に期待する。

 同大3年生の青木千実さん(20)は「メニュー一つ一つに意味を込めており、お客さまに村の魅力を伝えたい」と意気込み、自身の将来についても「地域活性化の取り組みが面白いと思えるようになり、幅が広がっている」と話す。

 営業時間は午後7~9時。完全予約制。御杖村産レストラン結のホームページから申し込む。

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