経済

新たな商品開発へ - 清酒の技術転用 異業種と協力も/長龍酒造にクラフトビール醸造所

「面白い商品を提案していきたい」と話す飯田社長(左)とクラフトビールチームの樋代卓矢ヘッドブルワー=広陵町南の長龍酒造広陵蔵のクラフトビール醸造所 拡大

 「もう一度、飲みたいビール」をコンセプトに、清酒製造の長龍酒造(広陵町、飯田豊彦社長)が、同町南の同社広陵蔵にクラフトビール醸造所を設けた。今春から同社EC(電子商取引)サイトで商品を発売する。また来春には、同社製品を味わえる施設「長龍ブリューパーク」をオープンする予定にしている。

 同社によれば、認知度の向上や酒税法改定などで国内のクラフトビール醸造所数は5年前と比べて約2倍に増加。市場拡大に伴い、清酒醸造技術を転用した商品製造に加え、さまざまな酒類原料の使用、異業種との共同開発などにも挑戦していくという。

 飯田社長(57)は「数年前から検討していた事業。新型コロナウイルス禍で厳しい経営環境の今だからこそ、お酒の面白さを求めたい。日本酒や乾燥白麹(こうじ)といったグループ会社の技術とアイデアを生かし、県特産品と組み合わせた新しい商品も生み出せれば」と話す。

 倉庫を改装した醸造所は約270平方メートルの広さ。今夏に缶ビール製造ラインも導入する予定で、3年後に100キロリットルの生産を目指している。

 当面の商品は10リットルのたる詰めで3種類あり、ECサイトで3月下旬から販売予定。価格は送料など込みで1万1000~3000円(税込み)程度を予定している。

 長龍ブリューパークは、同社に隣接する旧幼稚園跡地に開設。約4500平方メートルの広さがあり、同社商品の飲酒やイベントの開催などを計画している。醸造所について飯田社長は「定番、新商品をどんどん造りたい。製造には限界があり扱いも難しい製品。売り上げの追求より新たなビアスタイルを創出し、世界にも発信していければ」と意気込みを語った。

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