社会

極楽橋、150年ぶり復活 - 3月12日に式典、一般公開/郡山城跡

完成した極楽橋=大和郡山市城内町の郡山城跡

 大和郡山市城内町の郡山城跡で再建整備工事が進められていた極楽橋が完成し、12日午後3時から一般公開される。極楽橋は本丸の周りを囲む内堀に掛かっていた橋で、本丸登城の正式ルート上にあった。明治6年の廃城令により撤去されたとみられ、約150年ぶりの復活となる。

 極楽橋は本丸と柳沢文庫のある毘沙門曲輪(びしゃもんくるわ)を結ぶ橋。建造時期は不明だが、現存最古の正保年間(1640年代後半)作成の郡山城図に橋が描かれていることから、江戸時代前期から明治初めまでは橋があったとみられる。

 郡山城史跡・柳沢文庫保存会(柳沢とも子理事長)は、平成28年4月に旧郡山藩ゆかりの篤志家から極楽橋再建を目的とする3億円の寄付を受け、専門家でつくる郡山城極楽橋再建・白沢門櫓台(やぐらだい)整備委員会を設置。再建に向け、本丸側にある白沢門櫓台石垣の修復工事や発掘調査などを実施し、令和2年3月から再建工事を進めてきた。

 橋の構造は詳細が不明なため、江戸時代の史料や発掘調査の成果を踏まえ、長さ22・12メートル、幅5・4メートルの反り橋とし、伝統工法で再建した。高欄や床材には県産ヒノキを使用。橋脚の芯には鉄骨を用いて通行できる強度と耐震性を確保した。総工費は約3億1500万円。

 橋は12日に完成式典を行った後、午後3時から一般公開する。先着300人にはオリジナルクリアファイルが進呈される。

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