社会

本尊や千仏開眼 - 四天王像も「さとがえり」/喜光寺創建1300年「佛舎利殿」を建立

佛舎利殿で本尊などに魂を込める山田住職=2日、奈良市菅原町の喜光寺 拡大

 奈良市菅原町の喜光寺は今年で創建1300年を迎えたことを記念し、信者の先祖を永代供養する「佛舎利(ぶっしゃり)殿」を建立した。2日には本尊や千仏、「さとがえり」で仮安置された四天王像(奈良大学所蔵)などの開眼法要が営まれた。

 同寺は奈良時代の高僧・行基が養老5(721)年に創建した。佛舎利殿は鉄骨構造でチタン材こけらぶき。本尊はインドで製作された初転法輪像を安置し、同像前の仏舎利にはインドの貴石や砂石を納めた。

 壁面にまつった千仏は、阿弥陀三尊の金銅仏(1080体余り)が扉となり、内部に位牌や遺品などを納める永代供養室となっている。青垣霊園(天理市)には遺骨を納める合祀(ごうし)墓も建てた。

 四天王像は平安時代末から鎌倉時代前期の作。奈良大学が平成26年度から実施した解体修理で、胎内から「菅原寺(喜光寺)」の墨書が見つかった。明治時代の神仏分離令の影響で寺が荒廃した際に他寺に移されたとみられている。令和元年に約150年ぶりとなる同寺への「さとがえり」が実現したが、佛舎利殿の完成に合わせて再び仮安置された。

 開眼法要は2日の「行基会大祭」の中で営まれた。参列した信者らは本尊や四天王像などと縁を結ぶための五色の縷(る)を持ち、山田法胤住職が大きな筆で像に魂を込める儀式をした。

 法要後、山田住職は「創建1300年を記念して佛舎利殿を建立することができた。行基菩薩を顕彰するとともに、先祖を敬う心を持っていただければ」と述べた。

▼ 記事の詳細は本紙をご覧ください

購読のお申し込み

ウェブ限定記事

よく読まれている記事

  • 奈良新聞noto ならスポ
  • 奈良新聞noto 万華鏡
  • アドレター
  • 興福寺中金堂再建記念 現代「阿修羅」展 図録
  • 奈良遺産70 奈良新聞創刊70周年プロジェクト
  • Tour guide tabloid COOL NARA
  • 奈良の逸品 47CLUBに参加している奈良の商店や商品をご紹介
  • ~奈良新聞と読者でつくる~ 各投稿フォーム

奈良新聞読者プレゼント

JTマーヴェラスの優勝記念Tシャツ

プレゼント写真
提供元:日本たばこ産業大阪支社
当選者数:5人
  • 4月7日は「よんななの日」47都道府県の名産品プレゼント!
  • 購読のお申込み
  • バックナンバーご注文
  • 奈良マラソン
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • バナー広告のご案内
  • 奈良新聞デジタル
  • ならリビング.com
  • 特選ホームページガイド
  • 奈良新聞社 採用情報