社会

遺物から見る歴史 - 円筒埴輪、ミニチュア土器など/奈良市埋蔵文化財調査センターが成果紹介

復元して初公開された富雄丸山古墳の「造り出し」から出土した埴輪=奈良市大安寺西2の市埋蔵文化財調査センター 拡大
秋篠阿弥陀谷遺跡の中世の火葬墓から出土した犬形土製品=同 拡大

 奈良市大安寺西2丁目の市埋蔵文化財調査センターで、春季発掘調査速報展が開かれている。平成30年度から令和2年度までに実施した発掘調査の中から富雄丸山古墳と秋篠阿弥陀谷遺跡の成果を紹介している。31日まで。

 富雄丸山古墳は4世紀後半の築造で、円墳としては日本最大の直径109メートルであることが判明。北東に張り出す「造り出し」で出土した円筒埴輪(はにわ)などを復元して初公開した。埋葬施設の再調査で見つかった斜縁神獣鏡や鍬形(くわがた)石の破片、管玉、銅鏃(どうぞく)なども展示している。

 秋篠阿弥陀谷遺跡では奈良時代や中世の墓を検出。中でも木の箱を蔵骨器とした火葬墓(16世紀末~17世紀前半)は、ミニチュアの犬形土製品や土器を副葬品として納めていた。約3メートル離れた場所では子どもの戒名が刻まれた舟形五輪塔(1589年)が見つかっており、関連が注目される。

 同センターの永野智子主務は「ミニチュア土器などは子どもの持ち物だった可能性があり、展示遺物を通してその時代を感じていただければ」と話す。

 午前9時~午後5時開館。土日・祝日は休館。入館無料。問い合わせは同センター、電話0742(33)1821。

▼ 記事の詳細は本紙をご覧ください

購読のお申し込み

ウェブ限定記事

よく読まれている記事

  • 奈良新聞noto ならスポ
  • 奈良新聞noto 万華鏡
  • アドレター
  • 興福寺中金堂再建記念 現代「阿修羅」展 図録
  • 奈良遺産70 奈良新聞創刊70周年プロジェクト
  • Tour guide tabloid COOL NARA
  • 奈良の逸品 47CLUBに参加している奈良の商店や商品をご紹介
  • ~奈良新聞と読者でつくる~ 各投稿フォーム

奈良新聞読者プレゼント

JTマーヴェラスの優勝記念Tシャツ

プレゼント写真
提供元:日本たばこ産業大阪支社
当選者数:5人
  • 4月7日は「よんななの日」47都道府県の名産品プレゼント!
  • 購読のお申込み
  • バックナンバーご注文
  • 奈良マラソン
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • バナー広告のご案内
  • 奈良新聞デジタル
  • ならリビング.com
  • 特選ホームページガイド
  • 奈良新聞社 採用情報