社会
山焼き、雨中の点火 - コロナで規模縮小 花火もライブ配信/関連イベント中止

古都奈良の冬を彩る「若草山焼き」(同実行委員会主催)が23日夜、奈良市の若草山で、雨の降る中で行われた。今回は新型コロナウイルス感染拡大防止で、聖火行列や鹿せんべい飛ばし大会など点火前の関連イベントなどを中止。山焼きの範囲も市街地からよく見える一重目西側斜面だけに縮小して実施された。当初は中止を予定していた花火はサプライズとして打ち上げ。行事の様子はインターネットでライブ配信も行った。
若草山山焼きは明治33年から120年続く伝統行事。関係者による行事の無事を祈る野上神社での祭典に続き、午後6時に観光客のいない山上で消防団員らが草に一斉に火をつけようとしたが、雨の中で十分に点火しなかった。…
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