総合
12年度の完成不透明 - 2市町が課題提示 地元承諾 コスト試算/奈良市クリーンセンター
奈良市が大和郡山・斑鳩の2市町と「広域化」で進めるとしている新クリーンセンター移転建設計画が、膠着(こうちゃく)状況に陥っている。仲川元庸市長は一昨年末、同市七条地区を「最終候補地」と発表したが、地元説明会は昨年9月6日を最後に開かれておらず、目標とする令和12年度の施設完成は不確実な情勢だ。20日の市議会市民環境委員会(山本憲宥委員長)では、広域化に向け、大和郡山市が「地元の承諾」、斑鳩町が「コスト試算」をそれぞれ課題として提示していることが明らかになった。
仲川市長は3期目当選直後の市議会で、ごみ処理施設について「今任期中に道筋をつける」と明言した。残り任期はあと半年だ。…
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