総合
初の週末、古都閑散 - 飲食店など“悲鳴” 観光客「奈良は安心」/関西3府県に緊急事態宣言

新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言が京都、大阪、兵庫の関西3府県に再発令されてから、迎えた初の週末。奈良市内の観光地のにぎわいはコロナ前とは比較にならない閑散とした状況が続いており、商店街などは引き続き厳しい対応を迫られている。ただ一方では「大阪や京都に行くより安心」と訪れたカップルもいるなど、感染防止に留意しながら静かに楽しむ観光客の姿も見られた。
▽耐える商店街
奈良市下御門町の三条通りにある老舗和菓子屋「鶴屋徳満」の高橋直嗣社長によると、「通りの人手は通常の1割くらいでは」と話す。関東に緊急事態宣言が出た翌日から急減したといい「会社員や学生ら以外、地元住民は見なくなった。奈良の人は真面目だと感じる」ともらす。…
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