社会
多彩な「焼き物」間近に楽しんで - 奈良在住の陶芸家・杉原さん作品展

奈良市出身で在住の陶芸家、杉原章弘さん(78)の「陶展」が同市不審ケ辻子町のギャラリーとポストカード店「藤影堂」で開かれている。24日まで。
杉原さんはもともと焼き物を趣味にしていたといい、50歳ごろに早期退職して本格的に陶芸の世界へ。同市丹生町に持っていた薪窯を現在は下狭川町に移築。「杣古窯(そまこかま)」として活動を続けている。
陶展では織部焼、志野焼を中心に、粉引、焼締など多彩な焼き物をそろえ、壺や大皿をはじめ花入れや酒器、茶器、皿など食器類を含め200点を展示。作品は展示即売される。
藤影堂のオーナー、桂美奈子さん(72)は、「杉原さんの作品は力強さの中に温かみと繊細さを併せ持っている。ぜひ見に来てほしい」と話している。
午前11時から午後5時まで。20日は休み。
問い合わせは、藤影堂、電話0742(22)3309。
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