社会
初詣の人出,大幅減 - 分散参拝や自粛影響/県内の神社

全国的な新型コロナウイルス感染拡大の中で迎えた今年の正月三が日。県内の主な神社の初詣の人出は大幅に減り、例年の3割程度の人出にとどまった神社もあった。多くの人が事前に呼び掛けられていた「分散参拝」を心掛けたり、感染拡大防止のために参拝を自粛したりした様子がうかがえる。
「事前に広報したこともあり、大みそかの一時を除いて参道の人の流れは例年になくスムーズだった。ご高齢の参拝者の方は目に見えて減った。感染リスクを警戒されたのでは」。2月上旬までの分散参拝を呼び掛けている春日大社(奈良市)では、三が日の参拝者は昨年と比べて76%減の約12万7000人だった。元日はほぼ8割減の約5万2000人。鉄道各社が大みそかからの終夜運転をとりやめた影響によるマイカーの流入増も想定されたが、同大社関係者によれば周辺道路の混雑も見られなかったという。 …
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