経済
建設業で初の選出 - 女性の活躍推進で二つ星/大和郡山・日進電工に「えるぼし認定」

女性の活躍推進に関する状況に優れた企業を国が認定する「えるぼし認定」に、電気工事業などの「日進電工」が選ばれた。22日には大和郡山市小泉町の同社で、奈良労働局の青木利彦雇用環境・均等室長が西田進代表に認定証を交付した。県内3社目で、建設業では初めて。
「えるぼし認定」は女性活躍推進法に基づき平成28年から実施。採用▽継続就業▽労働時間などの働き方▽管理職比率▽多様なキャリアコース―の5評価項目で一定の要件を満たした場合に1~3段階で認定される。認定企業には専用のマークが付与され、社会へのアピールなど企業イメージの向上といったメリットが得られる。
同社は正社員や管理職に占める女性の割合が産業平均を上回るなど、4項目で基準をクリア。2段階目にあたる「二つ星」を獲得した。
同社は昭和54年創業、平成6年設立。電気設備のほか情報防犯や防災設備、省エネ提案などの設計施工を手掛けている。西田代表は「人づくりを念頭に、個人が活躍できる組織づくりを目指した結果。これからも老若男女を問わず能力が発揮できる環境づくりを進めていきたい」と話した。
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