考古学
興福寺 五重塔正面に門跡 - 造営時の配置、再建で踏襲か

奈良文化財研究所(奈文研)は、奈良市登大路町の興福寺で、かつて東金堂と五重塔の周囲を区画した「東金堂院」にあった五重塔正面の門の跡を確認した。奈文研は「再建後あるいは改修後の姿と考えられる」としている。
東金堂院は北面と西面が1本の通路による単廊、東面と南面が築地塀と考えられている。奈良時代に造営された東金堂と五重塔は火災に何度も遭い、現在の建物は1420年ごろに再建されたが、回廊は残っていない。…
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