経済

県産「大和橘」を使用 - 新商品フィルハーモニー 年末まで限定販売/クラフトビール製造の「奈良醸造」

ビールが苦手な人にもなじみやすいという「フィルハーモニー」=奈良市北之庄西町1の奈良醸造

 クラフトビール製造の「奈良醸造」(奈良市、浪岡安則代表)が、県産の大和橘(ヤマトタチバナ)を用いて造った商品「Philharmony(フィルハーモニー)」を発売した。12月末までの限定販売を予定している。

 日本固有種の大和橘は、準絶滅危惧種に指定されている。大和橘の皮でクラフトジンを製造する大和蒸溜所(御所市)に、使用しない実の部分を分けてもらい、新たなクラフトビールの商品開発が実現した。

 奈良醸造は平成29年に設立。果物やハーブなど50種類以上の副原料を使ったビールを製造している。ただ県産品を材料にするのは、今年6月の大和茶に続いて2度目。副原料には大和橘のほかハーブのレモングラス、コリアンダーも使い、各素材の「調和した楽団」とのイメージを商品名にした。

 浪岡代表は「ビールが苦手な人もなじみやすい、みずみずしい味。これからの商品開発では県産材料にも目を向けていきたい」と話す。

 新商品はアルコール度数4・5%。価格は375ミリリットル瓶入りで900円(税別)。賞味期限は約3カ月で、要冷蔵保存。県内外の酒販店や奈良醸造のオンラインストア、同社工場併設のタップルーム(週末のみ)で販売している。

 問い合わせなどは同社、電話0742(64)0108。ウェブサイトはhttps://narabrewing.com

 

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