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高見市長「保身の延命工作」か - 5人当選で新議会退席?/26日告示の宇陀市議選

宇陀市の高見省次市長の不信任決議を受けて、議会が解散されたことに伴う市議会議員選挙(定数14)は26日に告示される。失職を免れたい高見市長は、選挙後の議会で再度不信任決議が可決されないよう、新人を擁立するとともに、市長派で5人が当選すれば「退席して定足数不足で不成立」とする手法で“延命工作”を図ろうとするとの見方が強まっている。このため、反市長派は「前職の全員当選で高見市長を失職に追い込む」構えで、前職、新人の激しい前哨戦が繰り広げられている。
高見市長の不信任決議は3月24日の本会議で、賛成10、反対3で可決された。決議案賛成の署名をしていた公明議員1人は、党から「コロナ禍の中で選挙はいかがなものか」との指示で、採決時に退席した。…