社会
天誅組が育む交流 - 「史跡公園」を整備 奎堂を顕彰、紹介板も/東吉野の松本さん

文久3(1863)年に最初の武力討幕を企て、明治維新のさきがけになったとされる天誅組が、幕府軍と戦ってついえた東吉野村鷲家で、同地の林業松本泰明さん(77)が家族友人らの協力を得て「天誅組史跡公園」を整備した。誰でも自由に出入りできる広場で、村内外の交流を育んでいる。
松阪市に至る国道166号沿いにある松本さんの私有地。総裁として天誅組を率いた一人、松本奎堂が紀州藩の銃撃で戦死した山中への登り口にあたり、奎堂の出身地、愛知県刈谷市の旧国民学校が昭和17年に石碑を建てていた。…
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