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自天親王の遺品公開 - 80年ぶり由来記新調/川上・金剛寺で「朝拝式」

宝物殿の扉を開いて拝礼する出仕人ら=5日、川上村神之谷の金剛寺 拡大

 後南朝の歴史を語り継ぐ、川上村の「朝拝式」が5日、同村神之谷の金剛寺で行われ、自天親王の遺品と伝わるかぶと(=重要文化財、南北朝時代)などが一般公開された。

 自天親王は後亀山天皇の孫で南朝最後の皇統。父、弟とともに同村三之公に逃れ住んだ。父が亡くなった後、上北山村で襲撃されて落命。川上村の郷士は、京都に戻る途中の敵から自天親王の首を取り戻し、金剛寺に手厚く葬ったという。

 朝拝式は翌年の長禄2(1458)年から自天親王らをしのんで始まり、今年で563回目。経緯や郷士の忠義心をつづった由来記は今年、80年ぶりに新調され、儀式の最後に約15分かけて読み上げられた。保存会総代長の下西昭昌さん(76)は「563回目も無事に終わりほっとした。少子高齢の時代だが後を続けていってもらいたい」と願った。

 村立川上小学校の6年生4人も見学。梶本真絢さん(11)と貝谷遥菜さん(12)は「勉強した歴史が自分たちの村にある」と感激。梶本美彬君(11)と中居穂希さん(12)は「500年以上も続いていてすごいこと。私たちも伝統を受け継いでいく」と話した。

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