社会

優品ぞろい、魅力存分 - 来月4日から 国宝含む43体/奈良博で毘沙門天像展

国宝 毘沙門天・吉祥天・善膩師童子立像 (奈良国立博物館提供) 拡大
国宝 毘沙門天立像 東寺蔵 (便利堂提供) 拡大

 奈良国立博物館(松本伸之館長)などは、奈良市登大路町の同館で2月4日から、特別展「毘沙門天(びしゃもんてん)―北方鎮護のカミ」を開催する。仏教世界を護る四天王の中で、単独の像としても信仰を集めてきた奈良時代から鎌倉時代(中国・唐含む)までの毘沙門天像の優品37件43体(うち国宝2件、重文18件)を紹介。像の魅力を存分に味わえる展示になる。同3月22日まで。

 毘沙門天は四天王のうち、北方を守護する多聞天。同種の像を展示する同館のシリーズで、像の購入や保存修理などが続いたことが縁となった。左手に宝塔を載せている像が多く、福神として信仰されてきた。

 京都・鞍馬寺の毘沙門天立像(平安時代、国宝、像高175・7センチ)は、三体本尊のうちの一体で、半世紀ぶりの特別展出品。左右に妃の吉祥天と子の善膩獅(ぜんにし)童子を配する。京都・東寺の兜跋(とばつ)毘沙門天立像(中国・唐時代、国宝、像高189・4センチ)は西域風の異色の姿で、足元を支える地天女と二鬼も大きな特長。

 同館の岩田茂樹主席研究員は「毘沙門天は北の守護とともに観音信仰とも密接な関わりがあり、仏教修行者の守り神の性格も持っていた。優品ぞろいの展示を見てほしい」と話した。

 午前9時30分から午後5時開場(毎週金・土は午後7時まで。入館は閉館の30分前まで)。月曜休館、2月24日は開館し、25日閉館。観覧料は一般1500円、高大1000円、小中500円。問い合わせは、ハローダイヤル050(5542)8600。

 

 

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