社会

金魚すくいで大学に合格 - 「これから恩返しを」 3月に「女王卑弥呼」就任も/大和郡山の金魚すくい大会で上位入賞の三宅さん

特技の金魚すくいを生かし、関西外国語大合格をつかみ取った三宅莉緒さん=大和郡山市紺屋町の金魚すくい道場 拡大

 全国有数の金魚の産地、大和郡山市で毎年、開かれている「全国金魚すくい選手権大会」で上位入賞してきた大阪市平野区の私立高校3年、三宅莉緒さん(17)が、関西外国語大学(大阪府枚方市)の特別入試に、金魚すくいを「特技」として出願し、筆記試験、面接を経て外国語学部英米学科に合格した。今年年3月に大和郡山市をPRする「女王卑弥呼」に就任することも決まっており、「金魚すくいのおかげでいろいろな人とつながりができ、楽しかった。これから恩返ししていきたい」と話している。

 三宅さんは小学4年のころ、夏祭りがきっかけで金魚すくいにはまった。もっと金魚すくいをしたいと、大和郡山市の土産物店「こちくや」が運営する金魚すくい道場に両親と弟の家族4人で入門。毎週日曜に道場に通い、技を磨いた。

 金魚すくい大会は小学5年で初出場。周囲からは優勝を期待されたが、緊張で力を発揮できず、18位に終わった。中1の時に25匹をすくって3位に入賞したものの、その後の結果は思うように伸びなかった。

 高校1年から「一般の部」での出場となり「うまい人がたくさんいる。入賞しなくても仕方がない」との気持ちで臨むと4位に。翌年は3位、昨年8月の第25回大会は2位と徐々に順位を上げていった。

 一方、金魚すくいのイベントで外国人観光客に金魚すくいを説明する機会があり、とても楽しかったことから「通訳案内士」を目指すことを決意。志望校を関西外国語大に決め、受験勉強に励んでいた。

 そんな中、昨年3月に同大の特別入試にスポーツ系や文化系の特技に加え「特にユニークな技能を持つ者もしくは優れて特長的な活動を展開した者」とあるのを見つけた。

 9月に金魚すくい大会の成績などの書類を提出してエントリーすると出願が認められ、10月の試験で見事、合格した。

 三宅さんは現在も毎週、金魚すくい道場に通い、練習を重ねている。目標はもちろん全国大会での「優勝」だが、今年は女王卑弥呼の3人で団体戦に出場する予定だ。「3人で力を合わせて決勝まで進みたい」と意欲を燃やしている。

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