社会

特別桟敷席で観覧を - 15日から「おん祭」 「お渡り式」は17日/奈良

古式ゆかしい「おん祭」のお渡り式の様子=奈良市の春日大社(奈良市観光協会提供) 拡大

 平安時代から続く伝統行事「春日若宮おん祭」(国指定重要無形民俗文化財)が15日から18日まで、奈良市春日野町の春日大社などで営まれる。17日には奉仕者約1000人と馬47頭による古式ゆかしい時代行列が同市内を巡る「お渡り式」が行われる。

 水徳と学問芸能の神として信仰される同大社境内の摂社・若宮神社の祭礼。保延2(1136)年に関白・藤原忠通が天下泰平や五穀豊穣(ごこくほうじょう)を願って始めたとされる。一度も途絶えることなく続き、今年で884回目。

 祭礼本番の17日は深夜午前0時、祭神を本殿から「お旅所」の行宮(あんぐう)に移す「遷幸(せんこう)の儀」が営まれる。神霊を何重にも囲む神職が「オー」という警蹕(けいひつ=先払いの声)を響かせながら、雅楽の調べとともに暗闇の中を進む。

 夜が明けた正午からは、時代行列が県庁前の登大路園地を出発。近鉄とJRの奈良駅や三条通りを巡り、午後1時ごろからは一之鳥居東側の「影向(ようごう)の松」前で「松の下式」が営まれ、田楽などの神事芸能が披露される。

 同2時半ごろ、行列がお旅所に到着し、祭神が若宮神社にかえる午後11時ごろまで厳かな神事と舞楽、猿楽など伝統芸能の奉納がある。雨天の場合は一部の行事が中止になる。

 奈良市観光協会は今年も特別桟敷席を設置。現在、時代行列の所作や芸能の一部を見られる「試しの儀」がある登大路園地(座席数約280席、料金一人2000円)と、松の下式観覧席北席(120席、料金一人4000円)の予約を受け付けている。先着順。

 17日は午前11時から午後6時まで、三条通りや大宮通り、169号で交通規制を実施。奈良署などは公共交通機関の利用を呼び掛けている。

 特別桟敷席の問い合わせは、奈良市観光協会、電話0742(30)0230(平日午前9時~午後5時)。

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