社会
古代の遺物みつけた! - 富雄丸山古墳で剣の破片など/親子19組が発掘調査体験

奈良市丸山1丁目の富雄丸山古墳(4世紀後半)で17日、小中学生(小学4年生以上)を対象にした発掘調査体験が行われた。
親子計19組38人が参加し、熱心に古代の遺物を探した。
同古墳は直径約109メートルの日本最大級の円墳。古墳や文化財への関心を高めてもらおうと、同市埋蔵文化財調査センターが開いた。
埋葬施設があった墳頂で午前と午後の2回、各2時間実施した。参加者は手ガリと呼ばれる道具で削った土を何度もふるいにかけて、剣の破片とみられる鉄製品などを見つけた。
同センターの永野智子主務は「古墳を発掘できる機会はほとんどない。自分で遺物を発掘して歴史をじかに感じてほしい」と話した。
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