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大英博物館に「NARA」 県から出展、仏像展開幕 - 国宝など 美と文化発信 法要や神楽も

大英博物館で始まった「奈良―日本の信仰と美のはじまり」展=英国ロンドン、斎藤久美さん撮影 拡大
展示された仏像を前に法要を営む僧侶=同 拡大

 英ロンドンの大英博物館で3日、県の社寺から仏像など15件19点などが出展される仏像展「奈良―日本の信仰と美のはじまり」(県・同博物館主催)が始まった。同博物館のコレクション8件を合わせた計23件27点を出品。仏像や神道美術の持つ美しさ、精神性を伝える展示に関心が集まっている。11月24日まで。

 五輪、パラ五輪を来年に控え、奈良の魅力を発信する取り組みの一環で、1月23日から3月18日までギメ東洋美術館(パリ)で開かれた「古都奈良の祈り」展に続く海外展示。

 県内から出展されているのは、法隆寺の観音菩薩立像(夢違観音、飛鳥時代)や西大寺の金銅透彫舎利容器、唐招提寺の持国天立像、増長天立像(本年度新指定国宝)などの国宝5件、重要文化財6件、県指定文化財1件など。大英博物館からは、焼損前の貴重な図様を伝える法隆寺金堂壁画模写(明治時代)などが出展されている。

 開幕前の2日夕には、展示室内で東大寺、唐招提寺、薬師寺、西大寺の僧侶が仏像に魂を戻して会期中の無事を祈る法要が営まれた。荒井正吾知事や鶴岡公二・駐英大使ら日本側関係者のほか、大英博物館のハートウィグ・フィッシャー館長も参列した。

 ガラスケースに入った東大寺の誕生釈迦仏立像(国宝、奈良時代)の前で、同寺の狹川普文別当や唐招提寺の西山明彦長老ら僧侶約10人が読経。狹川別当が法要の意義を表した表白を読み上げた。

 法要後には、春日大社の神楽やみこの一人舞も披露され、出席者が興味深そうに見入っていた。

 春日大社の花山院弘匡宮司は「仏教や神道の精神性に対し、英国の人々が高い関心を持っていると感じた。1300年前の日本の文化や歴史への理解を深めてもらうきっかけになれば」としている。

 外務省が設置する現地の交流施設「ジャパン・ハウス ロンドン」では、花山院宮司や狹川別当らの講話、写経や茶道体験なども予定されている。

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