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障壁画の開眼法要 - 細川元首相が制作/薬師寺慈恩殿

奉納した障壁画を紹介する細川護熙さん=6日、奈良市西ノ京町の薬師寺慈恩殿 拡大

 奈良市西ノ京町の薬師寺(加藤朝胤管主)で6日、元首相で現在は陶芸などに携わる細川護熙(もりひろ)さん(81)が描いた慈恩殿障壁画の開眼入魂法要が営まれた。

 絵は総長157・72メートル、66面。「東と西の融合」をテーマに、仏教を日本に伝えた玄奘三蔵のシルクロードの旅をイメージした、多国籍の人々や動物がフレスコ画の手法で描かれ、包み込むように天女や飛天が舞う。招待者約300人は約6年がかりの色鮮やかな作品に見入った。きょう7日から一般公開される。

 細川さんは妻・佳代子さんとの仲人を故高田好胤管主が務めるなど同寺と縁が深く、平成24年に当時の山田法胤管主(現長老)が細川さんに障壁画の制作を依頼した。慈恩殿は法相宗の教義を学ぶ道場で、絵は約100畳の広間のふすまや壁を飾る。細川さんは友人と二人で東京都内のアトリエで制作した。

 細川さんは「玄奘三蔵の旅は厳しかったと思うが、ここでは楽しく描いた。日本の文化に触れてもらえればありがたい」。山田長老は「大らかで、1300年昔の音楽が明るく聞こえてくるよう。薬師寺の三大壁画として大事にしたい」と話した。

 一般公開は7~15日の午前9時30分~午後4時。特別拝観料500円(寺の拝観料別途)。7日、14日の午前11時と午後1時半、8日、13日の午後3時半から、細川さんの作品解説がある。問い合わせは同寺、電話0742(33)6001。

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