総合

門前宿で和文化感じて - 華道体験など多彩に 畳敷きでローベット/法隆寺参道に初のホテル

法隆寺参道になじむよう配慮した「和空法隆寺」の外観=3日、斑鳩町法隆寺1丁目 拡大
和モダンな客室=同 拡大
内覧会で披露された華道などの和文化体験=同 拡大

 斑鳩町の世界遺産・法隆寺の参道沿いに、宿泊施設「門前宿 和空法隆寺」が8日に開業する。同寺の参道では初のホテルで、3日、報道陣や関係者向けの内覧会が開かれた。施設を運営する「和空プロジェクト」(大阪市)の熊沢克己代表は「斑鳩の里や奈良、日本の魅力を駆け足で通り過ぎるのではなく、門前で宿泊してゆっくりと感じてほしい。和文化体験の拠点となる施設を目指したい」と話した。

 法隆寺周辺は用途制限があり、宿泊施設は建てられなかったが、町が平成26年に規制緩和し、建築が可能となった。和空法隆寺はその第1号となる。

 施設は西と東に2棟あり、いずれも軽量鉄骨造り2階建て。敷地面積は計4375平方メートルで、延べ床面積計2934平方メートル。客室数は60室で、141人が宿泊できる。料金は1泊2食付き1万8500円~(税別)。

 料理は全日本調理師協会名誉会長の神田川俊郎さんが監修した。

 建物の外観は法隆寺参道になじむよう配慮したデザインや配色とし、客室は畳敷きにローベッドを置いた和モダンにした。シニア層や外国人観光客を主な客層とみており、施設内では茶道、華道、書道、香道などが体験できる「和カルチャーの“いろはのい”体験」も定期的に実施する。

 内覧会には元地方創生担当大臣の山本幸三衆院議員や荒井正吾知事、中西和夫斑鳩町長ら約120人が出席。中西町長は「斑鳩は歴史資源の豊富なまちだが、宿泊施設が少なく、日帰りで帰る人が多かった。2年後には聖徳太子1400年御遠忌も控えており、斑鳩のまちに足を止めてもらう人が増えれば」と完成を喜んだ。

 平成30年度の同町の推計観光客数は98万4097人。一方、町内の宿泊施設は6月に開業した民泊を含めて3軒にとどまり、課題となっていた。法隆寺門前では町が誘致した宿泊施設も2年後に開業する予定となっている。

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