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料金3割お得 定額タクシー運行へ - 丹生川上3社+吉野神宮巡ります/10日から観光の周遊、便利に

スタンプラリーの台紙を手に、定額タクシーをPRする、丹生川上神社3社と吉野神宮の宮司=6日、吉野町吉野山の吉野神宮 拡大

 吉野郡内に3社ある丹生川上神社と吉野神宮の計4社を定額料金で回れる「『深吉野』四社巡り定額タクシー」が10日にスタートする。従来より3割程度安い料金設定で、公共交通網が手薄な県南部を訪れる観光客の利便性の向上を狙う。各社の宮司は「丹生3社と吉野神宮を巡り、日本人の心のよりどころに触れてほしい」と期待を寄せる。 

 丹生川上神社は水の神を祭り、創建は天武4(675)年とされる。明治時代に上社(川上村)、中社(東吉野村)、下社(下市町)を合わせて近代の社格制度で最高位の官幣大社と位置付けられた。戦後はそれぞれ独立。

 3社は平成25年から、「三社めぐり」などに連携して取り組んできたが、いずれも山間部にあり、路線バスの本数も少ない。以前からタクシー利用の参拝者が多かったといい、後醍醐天皇を通じて縁のある吉野神宮(吉野町)とも連携して周遊方法を検討。奈良近鉄タクシー(奈良市)に働き掛け、定額タクシーで利便性向上を目指すことになった。

 定額タクシーは、近鉄下市口駅や榛原駅から4社を巡る4コースを設定。走行距離は95~130キロ、所要時間は6~7時間で、運賃は1万9900円~2万3200円という。客は4人まで乗車でき、「奈良まほろばソムリエ検定」の1、2級を保持する運転手が案内役を務める。

 利用者特典としてスタンプラリーも用意。吉野町・国栖地区産の手すき和紙を台紙に使い、吉野にちなむ万葉集や新葉和歌集の歌が入っている。普段は使われない各社の朱印を特別に押してもらえる。

 吉野神宮の東輝明宮司は「忘れがちな大切なものに触れて、日常に戻った時の活力にしてほしい」、丹生川上神社中社の日下康寛宮司は「東京五輪や大阪万博を控えたこの時期に、日本の歴史を知ってほしい」と話している。

 原則事前予約が必要。電話で奈良近鉄タクシー吉野営業所に申し込み、降車時に運転手に運賃を支払う。申し込み、問い合わせは同営業所、電話0746(32)2961。

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