社会

各陣営が臨戦態勢  - 1人区、生き残り懸け火花 堀井氏・西田氏・田中氏/参院選

後援会の事務所開きで、詰めかけた支持者を前に制作を訴える田中氏=27日、生駒市谷田町の後援会事務所 拡大
参院選の公示が決まり、馬淵澄夫衆院議員とともに街頭宣伝に立つ西田氏=26日、奈良市の近鉄菖蒲池駅南側   拡大
国会閉会後直ちに戻り、本格始動した堀井氏。街宣にも力が入る=27日、奈良市の近鉄奈良駅前の行基広場 拡大

 夏の参院選の日程(4日公示、21日投開票)が決まり、既に動きを本格化させている各陣営は臨戦態勢に入った。県選挙区では、自民党現職で再選を目指す元外務大臣政務官の堀井巌氏(53)、幸福実現党県本部統括支部長の田中孝子氏(63)、無所属新人で連合奈良会長の西田一美氏(58)が立候補を表明。1人区の生き残りを懸けた戦いに早くも対決の火花を散らしている。

 26日に参院本会議に出席した堀井氏は、同日のうちに県に戻り、27日は政見放送の録画撮りや関係先回りなど分刻みのスケジュールでフル活動。正午過ぎに近鉄奈良駅前に立ち街頭宣伝、幼児教育・保育等の無償化や、奈良の経済の活性化、リニア中央新幹線の県内での新駅設置など政策をアピールした。

 自身2度目の選挙だが「国会もいよいよ閉会し、これからは100%県内にいて、要望を聞き、受け止め、全力で頑張りたい」と決意表明。野党統一候補の西田氏とは激しい戦いとなりそうだが「選挙はいつも厳しい。自分の仕事の成果を伝え、政治の安定を訴える。構図がどうというより、どこまで自分が全力で訴えられるか、ライバルは自分自身」と語った。

 西田氏は26日、生駒市や奈良市で街宣活動を実施。午後5時からは近鉄菖蒲池駅南側で馬淵澄夫衆院議員(無所属)とスポットに立ち、「安倍政権の下で格差が拡大、固定化している。政権の暴走を止め、人の命、子どもたちの安全を守る政治に変えないといけない」と訴え。馬淵氏も「野党統一の候補として擁立し、オール奈良の構図を作り出した。西田さんの存在そのものが与党と対峙(たいじ)できる存在だ」と政権への対決姿勢を鮮明にした。

 山原一志連合奈良事務局長は「いよいよ日程が決まり、陣営も緊張感が高まってきた」と表情を引き締める。陣営は関係政党等との総合選対会議を頻繁に開き、情報共有と方針決定を重ねる。西田氏は27日は宇陀市方面で精力的に街宣を繰り返した。

 田中氏の後援会は27日、生駒市谷田町で事務所開きを実施。党役員や支持者らが駆け付け、1週間後に迫った選挙本番に向けて気勢を上げた。

 幸福実現党県本部の田中道彦代表が「立党10年。田中孝子は6回目の国政挑戦に臨む。今回こそ当選を目指し、ともに戦っていこう」とあいさつ。地元支援者や党近畿ブロック政策担当の増山佳延氏が激励の言葉を贈った。

 田中孝子氏は「安倍政権は選択を誤っている。消費税増税を止め、逆に5%へ減税をはたしたい」などと政策をアピール。心に寄り添う、ぬくもりのある政治の実現をスローガンに、指示を訴えた。

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