考古学

8遺跡12現場の成果披露 - 1200年前の落ち葉も/唐古・鍵考古学ミュージアム

古墳時代初頭頃の壺棺墓=田原本町阪手の唐古・鍵考古学ミュージアム 拡大

 田原本町阪手の唐古・鍵ミュージアムで春季企画展「たわらもと2019発掘速報展」が開かれている。今回は、おおむね平成28年下半期から同30年度上半期の町内の発掘調査の成果などで、遺物の整理ができたものを展示。8遺跡、12現場の遺物や関連資料117点と、広域連携している天理市内の16点が展示されている。5月26日まで。

 同展では、弥生時代の遺跡である唐古・鍵遺跡は3次にわたり周縁部を発掘した結果を発表。弥生時代中期の川跡から見つかった、斧(おの)で削った跡のあるキハダの原木や、別の調査で環濠(かんごう)から見つかった約1100~1200年前の落ち葉なども展示されている。

 落ち葉が環濠に堆積していたことから同町教委は「環濠が造られたころは、木が伐採されていたと考えられるが、弥生中期には周辺は雑木林のようになり、薪(たきぎ)や木材の供給源となっていたと考えられる」と話している。

 また古墳時代の壺棺墓(つぼかんぼ)も出土し、調査地点が古墳時代前期に墓域だったことも想像できるという。

 保津・宮古遺跡から、ほぼ全体が残る形で出土した革袋形土器も並ぶ。

 展示時間は午前9時から午後5時まで。入館は同4時30分まで。月曜休館だが、10連休中は開館し、5月7日を休館とする。観覧料は一般200円、高校・大学生100円(常設展との共通券は一般300円、高校・大学生150円)。27日から5月6日は無料。

 関連報告会は28日午後1時30分から青垣生涯学習センターで開かれる。入場無料、定員80人で当日先着順。

▼ 記事の詳細は本紙をご覧ください

購読のお申し込み

ウェブ限定記事

よく読まれている記事

  • 興福寺中金堂再建記念 現代「阿修羅」展 図録
  • 奈良遺産70 奈良新聞創刊70周年プロジェクト
  • Tour guide tabloid COOL NARA
  • 奈良の逸品 47CLUBに参加している奈良の商店や商品をご紹介

奈良新聞読者プレゼント

知られざる?!大和文華館コレクション

土偶立像 縄文時代
提供元:大和文華館
当選者数:5組10人
  • 12.8(土) 12.9(日)に開催 奈良マラソン2018
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • バナー広告のご案内
  • 奈良新聞シニアクラブ
  • 奈良新聞デジタル
  • ならリビング.com
  • 特選ホームページガイド
  • 奈良新聞社 採用情報