社会

三軸織の世界感じて - 国内唯一の織機で制作/奈良で作品展

太田代表(左端)から三軸組織の話を聞く来場者=27日、奈良市神殿町の「日本の美きも乃おお田」
 国内で1台だけ稼働する三軸織の織り機でつくられた「三軸組織」を紹介する「三軸織の世界」展が27日、奈良市神殿町の着物店「日本の美きも乃おお田」(太田徹代表)で始まった。30日まで。

 三軸組織は、古代貴族の装飾品などに用いられた「組み」の技術と、イタリアのトーションレースの織り機の技術が融合した織物。織物製造「綵巧(さいこう)」(京都市)所有の大型環状織機で製織されたものだけが三軸組織と呼ばれる。使われる糸数の多さや繊細な絹糸を織り上げる難しさなどから、製造には大変な手間がかかるとされる。

 会場には、三軸組織の帯地や反物など約100点を展示。機械ならではの均整のとれた組み織や美しい濃淡、模様の作品を楽しむことができる。

 三軸組織の良さを伝えている「きもの古川」の古川幸男代表は「日本で稼働する三軸組織の機械は1台だけ。手間ひまかけてつくられた作品をぜひ見てほしい」と話した。

 観覧無料。午前10時から午後7時開場(最終日は午後6時まで)。期間中は草履のかかと替えなどのメンテナンスにも対応。問い合わせは「日本の美きも乃おお田」、電話0742(93)7888。

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