社会
縫いこまれた物語 - ネパールのキルト展/県立図書情報館

ネパール東部のドダウリ村に住む女性たちが作るキルト作品の展示会「ドダウリ村のキルト展」(NPO法人国際交流の会とよなか、県立図書情報館共催)が、奈良市大安寺西1丁目の同館2階で開かれている。3月3日まで。
同法人が交流し、生活支援を行う同村の女性たちが一つ一つ手仕事で作り上げたキルトを公開。クッションカバーやバッグをはじめ、タペストリーといった大型の作品など約70点を展示している。
また、キルト作りの基本から学び、地域に伝わる伝統的な絵画や壁画の手法を取り入れた、質の高い作品を制作できるようになるまでの流れも紹介。同村の日常を紹介する写真パネルも並ぶ。
同館総務企画課の伊藤享子さんは「それぞれの作品に物語がある。村の女性たちの力や思いを感じ、彼女たちの実情も知ってほしい」と話す。
観覧無料。午前9時から午後8時開場。12日、18~22日、25、28日休館。このほか9~11日の午前10時から午後4時には、同会場で「アジアンマーケット」としてキルト作品、アジアの雑貨、飲食物などの販売もある。
問い合わせは同館、電話0742(34)2111。
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