社会

伝統工芸通じ手伝いを - 現地で職人が「丹波織」伝授 カンボジアの子供の自立支援/大和郡山の「工藝舎」

プロジェクトの一環で開かれた「カンボジアの工芸展」=奈良市高天町の工藝舎事務所 拡大

 新しいアイデアや枠組みにより工芸作家の活動を支援する「工藝舎」(大和郡山市)が、工芸を通じてカンボジアの子供の自立を支援するプロジェクトを立ち上げた。日本の織物の技術を現地の子供たちに伝授するとともに、日本での販路開拓に取り組む。

 プロジェクトの実施は、同社の堀部伸也筆頭代表(50)が二十数年前にカンボジアを旅した際、自作の絵を売る子供たちと出会ったことがきっかけ。帰国の際に絵を買うつもりだったが、スケジュールの都合でかなわず、心残りがあった。

 そんな中、テレビ番組で同国で子供たちの自立支援に取り組む「NPO法人サンタピアップ」代表で、県出身の古川沙樹さんの存在を知った。共通の友人を介して直接会い、工藝舎のプロジェクトとして同国支援に取り組むことを決めた。

 堀部筆頭代表によれば、同国の貧困層の子供たちは家計を助けるため、日中は働いているという。プロジェクトでは現地に丹波織(兵庫県)の職人を派遣して子供たちに技術を伝承。その製品の販売ルートを確保することで安定した収入を得られるようにする。

 プロジェクトの一環で、同国の子供が作ったアクセサリーや布製品を紹介する「カンボジアの工芸展」を、奈良市高天町の同社事務所で5日間にわたり開いた。資金集めも本格化する。堀部代表は「子供たちのくったくのない笑顔が忘れられない。微力ながら自立のお手伝いができれば」と話している。

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