経済

柿の可能性に懸ける - 「京都伊勢丹」に初出店 石井新社長が抱負/柿の専門いしい

伊勢丹京都店で限定販売の「手作り柿バターもなか」を手にする石井和弘社長=五條市西吉野町八ツ川の石井物産本社 拡大

 柿菓子などの製造、販売「柿の専門いしい」が、あす5日、京都駅に隣接する百貨店「ジェイアール京都伊勢丹」地下1階和洋菓子売り場に初出店する。県外初の直営店で、県内菓子店が同百貨店に出店するのも初という。今年10月、同店を手がける石井物産(五條市)の新社長に就任した石井和弘氏に出店に懸ける意気込み、今後の抱負などを聞いた。

 ―出店の経緯は。

 石井 食品フロアのリニューアルに合わせ、特色ある専門店を集めたいと百貨店のバイヤーからお声掛けがあった。奈良の菓子をなぜ京都で、という気持ちもあったが、柿を扱う専門店として認められたことを光栄に思い出店を進めてきた。「柿の専門いしい」としては県外初出店で、奈良の菓子店が京都伊勢丹に出店するのは初めてと聞いている。

 ―「柿の専門」とは。

 石井 日本一の柿のまちの五條市に本社を構え、祖父の代から地場産業の「西吉野の柿」をブランド化し、柿酢や柿を使った菓子を製造、販売してきた。

 現在は「柿をステキな果物に」「柿を科学する」をキーワードにブランド化を進めている。平成28年発売の「柿バター」は全国の地方新聞社でつくる通販サイト「47CLUB」で最優秀賞を受賞した。内閣府後援の「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」でも「地方創生大賞」を受賞するなど人気商品となっている。また柿の葉を飲料にした「柿の葉茶」にも取り組んでいる。伊勢丹京都店では、「手作り柿バターもなか」「ゆず巻柿」などを限定販売する。

 ―出店への意気込み、新社長の抱負を。

 石井 新幹線で京都駅を訪れる全国の人、外国人観光客に奈良の柿を知ってもらう絶好の機会。柿を通じて、奈良へもおいでくださいとお声かけできればと思っている。インターネットの扱いも多くなっているが、人と人との触れ合いを大切にする店にしたい。

 新社長としては、魅力ある企業へと成長することで、雇用を創出して地域産業を存続させたい。柿の木のある風景を子供、孫の世代にも残せるように地域貢献、社会貢献ができればとも考えている。

 いしい・かずひろ 昭和44年7月、五條市生まれ。平成4年、大阪府立大学農学部卒。7年に石井物産に入社し、30年10月に代表取締役社長就任。

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