社会

玉鬘神社 あす落慶 - 13日まで歌曲や能を奉納/桜井「源氏物語」ゆかりの地に創祀

観音信仰の聖地で、源氏物語ゆかりの地に創祀される玉鬘神社=桜井市初瀬(玉鬘神社創祀の会提供) 拡大

 源氏物語に登場する姫君・玉鬘(たまかずら)をまつる玉鬘神社が、ゆかりの地の桜井市初瀬に創祀(し)され、10日から13日まで落慶行事が行われる。千田稔・県立図書情報館長が作詞した歌曲「玉かずら」や、長谷寺を舞台とした宝生流能「玉葛(たまかずら)」が奉納される。

 玉鬘は紫式部の源氏物語第22帖に登場する美しい女性。長谷詣でで亡き母夕顔の侍女右近と再会を果たし、光源氏と出会う。同寺を望む与喜山西麓には江戸時代まで、玉鬘にちなむ「玉鬘庵」があり、国文学者本居宣長の紀行「菅笠日記」でも紹介されている。

 近くにある与喜天満神社の金子清作宮司が昨年6月、賛同者を集めて「玉鬘神社創祀の会」(会長・鈴木正彦和洋女子大名誉教授)を設立。玉鬘庵跡に玉鬘姫などをまつる神社殿や鳥居を建立した。同時に同地の南側では、明治時代まであった延喜式内社の鍋倉神社も再建する。

 10日は午前10時から玉鬘庵跡にある供養塔で法要。同10時半から玉鬘神社で源氏物語の朗読や千田館長の講演のあと、ゴスペル歌手の吉桑道子さんが歌曲「玉かずら」を奉納する。

 また11、12日は神事が営まれ、13日午後1時からは桜井市が発祥とされる宝生流宗家の宝生和英さんが能「翁」、同流の辰巳満次郎さんが半能「玉葛」をそれぞれ奉納する。いずれも無料。

 金子宮司は「初瀬の地が観音信仰や神仏習合の聖地であり、源氏物語の時代から日本の原点だと提起したい」としている。問い合わせは、玉鬘神社創祀の会、電話0744(55)2300。

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