社会

食パンいかが 山添産の茶葉使用 - 苦味抑え まろやか 茶の味均等に「の」の字断面/奈良朱雀高の生徒2人 協力店と共同開発

奈良朱雀高校の生徒とパン店が開発した大和茶入りの食パン=17日、県庁 拡大

 県立奈良朱雀高校(奈良市)の生徒が県内のパン屋などと共同で、山添村産の茶葉を使った食パンを開発した。抹茶の粉末や茶葉をパン生地に練り込んだ新商品。抹茶の風味を入れながらも、苦味を抑えてまろやかな味わいに仕上げた。抹茶の味を食パン全体に均等にするため、約4カ月かけて工夫した。

 考案したのは同校の「奈良朱雀ビジネス企画部」に所属する2人。部活動の一環で、山添村の文化や特産品などの取材活動を展開する中、同村で茶が特産品であることを知り、茶葉を生かした商品開発を進めた。

 「日常的に食べる機会の多い、食パンに大和茶を入れることで、山添村の茶を身近に感じてもらいたかった」と、同校1年の左近サツキさん(16)。

 県内のパン屋に依頼して同村産の茶葉を使った新商品の開発に乗り出した。

 パンづくりに協力したのは「石窯パン工房ベーカリーメイ大和高田店」(大和高田市)と農産物直売所「布目の里」(山添村)の2店舗。

 ベーカリーメイでは食パンの生地の中に、茶の味が均等になるよう断面が平仮名の「の」の字になるよう工夫を凝らした。商品名は「のんちゃん」(1本432円税込み)。9月から販売を開始しており、売れ行きは好調、多い時で20本を販売するという。

 ベーカリーメイのオーナーシェフ湯川剛志さん(45)は「生徒の熱意を感じた。パン生地と茶の良さが融合した味わいとなっている」と語る。

 一方、「布目の里」の開発商品は「茶小屋ぱん」(1本300円税込み)と「茶畑ぱん」(同)の食パン2種類。茶葉の苦味を味わえるものと、苦味を抑えた商品となっている。

 同校1年の喜多裕也さん(15)は「抹茶が苦手だが、苦味が抑えられており、おいしい。大和茶の良さを伝えられたら」と話す。

 新商品は開発に協力した各店舗でそれぞれ販売されている。

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