社会

切り絵で「神話」表現し灯籠に - 奉祝万灯籠で初公開へ/春日大社創建1250年記念

春日大社創建1250年記念の「春日縁起譚灯籠」の前に立つ作者の岡田さん=奈良市春日野町の春日大社 拡大

 春日大社は創建1250年を記念し、神話を切り絵で表現した「春日縁起譚(えんぎばなし)灯籠」10基を制作した。あす15日から3日間、奈良市春日野町の同大社境内で開かれる奉祝万灯籠で初公開される。

 春日縁起譚灯籠は高さと幅が約67センチ、奥行き約26センチの木製枠に、着色したアクリル板をはめ込んだ仮設の灯籠。古事記や日本書紀などに記された同大社に関する神話全10話を切り絵と簡単な文章で表現している。

 春日大社第1殿祭神のタケミカヅチノミコトの誕生や白鹿に乗って鹿島国から大和への旅立ちなどのほか、摂社若宮神社の例祭「春日若宮おん祭」も描かれている。

 子どもにも見やすいよう通常の仮設燈籠よりも低い高さ約1・5メートルの木柱に設置。一之鳥居からの表参道に10基並べられる。

 作者は奈良市在住の切り絵作家、岡田真由子さん(40)。過去に同大社とゆかりの深い雅楽団体「南都楽所(がくそ)」に所属し、絵が好きで春日若宮おん祭のポスターの挿絵を描いた経験があることから同大社が依頼した。岡田さんは昨年末から休日を利用して制作。解説文に難しい漢字を避けるなど、子どもにもわかりやすいように心掛けたという。

 岡田さんは「1250年の節目に作品を奉納でき、とても光栄。喜怒哀楽があり人間くさい日本の神話を親しんでもらう入口になれば」と話している。

 境内の灯籠3000基に明かりをともす創建1250年奉祝万灯籠は各日とも午後6時半から同9時まで。

 15日午後5時からは本殿前林檎の庭で、日本舞踊「尾上流」による舞踊と古事記朗誦(ろうしょう)家の大小田さくら子さんが朗誦を奉納。16日午後6時からは直会殿で出雲神楽の奉納が行われる。いずれも拝観無料。問い合わせは春日大社、電話0742(22)7788。

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