社会

五條「あかね」楽しく技磨く - 県内初シニアチアグループ

ポーズを取るシニアチアダンスグループ「あかね」のメンバー=五條市中之庄町の牧野公民館 拡大

 「新しいことを始めたくて」―。レッスン後、そう口にしたメンバーの笑顔は達成感と充実感に包まれていた。昨年春、平均年齢65歳の県内初のシニアチアダンスグループ「あかね」が五條市に誕生した。経験はないものの「楽しく取り組むこと」をモットーに練習を重ね、地域デビューを目指している。

 メンバーは五條市のほか、橿原市、大淀町、和歌山県橋本市などの女性たち。五條市の中学校で体育科教諭を務めた、コーチの片山悦子さん(68)が、指導者を探していたNPO法人代表から相談を受け、活動が始まった。片山さんは、中学校の体育祭に女子チアリーディングを取り入れ、10年以上指導してきた実績があった。

 グループ名は、江戸時代に作られた大和五條新町が舞台の人形浄瑠璃の名セリフ「大和五條のあかね染」にちなむ。月2回のレッスンは、牧野公民館が会場。体操やスキップで体を温めたあと、ポンポンを両手にステップやターンなど振り付けを練習する。「外から中へ」「中から外へ」。間違ってもダメ出しはせず、互いに楽しみながら技を磨く。

 発足当初から参加する、谷本美津江さん(66)は「年齢に関係なく、新しいことを始めたかった」一心で橿原市から通う。レッスンは「できなくても責められない。笑いながらできるから楽しい」と話し、地域デビューについて「目標ができるから楽しみ」と声を弾ませた。

 五條市の堀内由美子さん(54)は「体を動かすと、ストレス解消になる」と喜ぶ。片山さんは、女性の家事の負担の大きさに触れ「練習の間は非日常の空間として、家や仕事の事を忘れてもらえたらうれしい」と話す。

 目下の目標は「公民館の外に出る事」。20日にはプロバスケットチーム「バンビシャス奈良」のチアリーダー「バンビーナス」から指導を受ける。片山さんは「もっと上手になるチャンス。地域の人を応援できるようになりたい」。笑顔輝くチアリーダーを、五條の街中で見てみたい。

 チアダンスグループ「あかね」の問い合わせは片山さん、電話090(5163)4385。

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