総合

駆ける炎 奈良は春 - 籠松明/お水取り2018

夜空を炎で照らし、激しい火の粉を舞い散らす籠松明=12日午後7時30分ごろ、奈良市雑司町の東大寺(多重露光) 拡大

 東大寺二月堂(奈良市雑司町)の修二会(お水取り)で12日、「籠松明(かごたいまつ)」が行われ、大勢の参拝客でにぎわった。

 松明は練行衆が夜の行に向かうときの道明かりとして14日まで毎夜上堂。この日だけは、通常より大きく複雑な構造の籠松明(長さ約8メートル、重さ約70キロ)が使用される。

 午後7時半ごろ、練行衆の補佐役・童子(どうじ)に担がれた1本目の松明が二月堂に上がった。童子は松明を舞台の欄干から突き出して回したり、舞台を駆け抜けるなど激しく火の粉を散らし、参拝者の大きな歓声が上がった。

 奈良時代から続く修二会は今月1日に本行が始まり、15日未明の満行まで練行衆が毎日6回の厳しい行に取り組む。13日未明には若狭井から「香水(こうずい)」をくむ「お水取り」の行事があり、最終盤を迎える。

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