総合

重圧耐え初の読み役 - お水取り2018

灯明のほのかな明かりで、過去帳を読む平岡さん=5日午後10時20分ごろ、奈良市雑司町の東大寺二月堂(同寺から特別に許可を得て撮影) 拡大

 東大寺の修二会(お水取り)は5日夜、寺とゆかりが深い人々の名前を記した過去帳の読み上げがあった。参籠(さんろう)5年目の練行衆は「新過去」と呼ばれ、この日初めて読み役を務めるのが習わし。今年は平岡慎紹さん(31)が「新過去」で、無事に大役を果たした。

 過去帳の奉読は午後10時すぎ、修二会の「初夜」の勤行で行われた。平岡さんは大仏造立を発願した聖武天皇から始まり、初代住職の良弁僧正、寺の鎌倉再興を支援した源頼朝らの名前を高低や緩急を付けて読み上げた。かつて、二月堂内の練行衆の前に現れたとされる幻の女性「青衣女人(しょうえのにょにん)」の箇所ではひときわ低く、ゆっくりとした声が響いた。

 参籠前から「大導師」の上司永照・教学執事に過去帳の独特の節回しなどを学んだ。難しい節回しは録音して車の中で繰り返し聞いたり、風呂で唱えたりして覚えたという。大役への重圧のためか直前に体調を崩してしまったが、「命を振り絞ってやった。観音さまに喜んでもらえれば」と振り返った。

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