考古学

東院に「調理施設」 - 女帝の宴で「もてなし」?/平城宮跡

宮内最大級の井戸(手前)と水をためて食器など洗った調理施設と考えられる溝=21日、奈良市の平城宮跡東院地区 拡大

 奈良文化財研究所は21日、天皇や皇太子の宮殿があった平城宮跡東院地区(奈良市)から、奈良時代後半(8世紀後半)の大規模な井戸と、食器などの洗い場とみられる遺構がみつかったと発表した。宮跡から調理に関わる遺構が見つかるのは初めて。続日本紀には、女帝・孝謙(称徳)天皇や光仁天皇が役人と宴会を開いた記述が数多く残り、大勢の客への「もてなし」の準備で使われたと考えられるという。

 同研究所によると、10月初めから約970平方メートルを調査。…

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