考古学
世界初、キビの料理跡? - 奈文研・庄田主任ら発見/韓国で出土の土器
韓国・麻田里遺跡(紀元前8~同6世紀ごろ)で出土した土器から、キビが加熱調理されたことを示す化合物が見つかり、奈良文化財研究所の庄田慎矢主任研究員と英ヨーク大などのチームが8日までに明らかにした。日本国内で、キビが土器にお焦げの状態で付着していた例はあるが、抽出した脂質から化合物を検出する方法で加熱調理が判明するのは世界初という。
同様の手法で、キビ以外の植物や肉、魚、乳製品などの食用化の歴史も明らかにできる可能性がある。…
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