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現新4氏が激突 - 県都、短期決戦/奈良市長選

市長と市議のダブル選挙がスタートした奈良市。市長選には4陣営が出馬し、激しい選挙戦が始まった=2日、奈良市内で 拡大

 任期満了に伴う奈良市長選挙と同市議選挙(定数39)が2日、告示された。市長選には、共産党公認新人で同党県常任委員の井上良子候補(53)▽無所属新人でNPO法人理事長の朝広佳子候補(56)=自民党推薦▽無所属新人で前生駒市長の山下真候補(49)▽無所属現職で3選を目指す仲川元庸候補(41)―の4人が立候補を届け出た。財政再建や新斎苑(火葬場)建設の進め方などを争点に激しい選挙戦に突入した。市議選にも前回より1人多い50人が立候補、こちらも混戦状態だ。市長・市議ダブル選は9日に投票、即日開票される。 

 かつては隣り合う市の首長同士として“共同歩調”をとることもあった山下、仲川両氏が対決する選挙となり注目を集める一方、一時は候補擁立を断念したかに見えた自民党県連が土壇場で朝広氏の推薦を決め、保守票の流れにも複雑な様相が見られる。

 夏の催しとして定着した「なら燈花会」の主催団体の初代会長を務めるなど、活発な活動で政財界に人脈を持つ朝広氏だけに、選挙戦では地域や業界で現職と票の争奪になることも予想される。

 過去2回の市長選を民主党(当時)の応援で乗り切ってきた仲川氏だが、今回は山下氏との調整がつかず、民進党・連合奈良は静観の構えだ。

 ともに市民ボランティアに支えられている仲川、山下両陣営は戦略の練り直しを迫られており、票の取り込みに懸命。参院選との「トリプル選挙」となった前回と違い、投票率の大幅アップが見込めない中で、知名度を上げ支持浸透を図る山下、朝広両氏に対し、仲川氏が今後票の目減りをどう食い止めるか。

 一方、共産党は21年ぶりに公認候補を立てて戦うこととなり、衆院選1区の候補予定者だった井上氏をスライドさせ、市議選と連動した取り組みを強めている。

 市長選は、いずれの候補者も出馬表明が5月以降と遅く、準備不足が懸念される中での短期決戦となったが、50陣営が出た市議選の動きと合わせ、今後、選挙ムードがどこまで盛り上がるか。県都の戦いの行方は、国政選挙もにらんだ各政党の勢力消長を占うことになるだけに、大きな関心を呼びそうだ。

 奈良市の1日現在の有権者数は30万6119人(男14万1897人、女16万4222人)。

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