総合
行政断行も「硬直化」 - 奈良市政の課題<4>

「市の財政は“危機的状況”なのではなく、まさに“危機”だ」。今年の6月定例議会。財政問題を取り上げた市議が声を張り上げた。
「行革断行」を掲げる現市政だが、財政好転の見通しは立ってない。税の徴収率アップなどは効果を上げているが、経常収支比率は現職が就任した21年度で98・8%。翌年度は95・80%とやや改善したものの、26年度は99・0%と硬直化は慢性的。税収が義務的経費にほぼ100%使われている状況が続く。…
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