社会
県が「森トラスト」選定 - 最高級ホテル現実味/奈良公園・吉城園整備の優先交渉権者

奈良市の奈良公園内にある吉城園周辺地区(県有地、約3・1ヘクタール)にホテルや飲食施設を整備する事業で、県は14日、不動産大手の森トラスト(東京)のグループを優先交渉権者に選んだ、と発表した。進出するホテル会社などは未定だが、同社は県営プール跡地(同市三条大路1丁目)に米国のホテルチェーン、マリオット・インターナショナルとの提携によって最高級ホテル「JWマリオットホテル奈良」を建設しており、奈良公園内でも世界ブランドの最高級ホテルの進出が現実味を帯びてきた。
県は、東大寺の西側に隣接する奈良公園内の吉城園のほか、知事公舎や旧副知事公舎、旧青少年会館、国際奈良学セミナーハウスなど、約3・1ヘクタールの県有地を事業者に貸し出し、ホテルや飲食施設を建設する整備事業を計画。昨年12月から事業者をプロポーザル方式で公募していた。…
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