総合

開運と所願成就祈り - 唐招提寺 お札差し/師走2016

竹ぐしで挟んだ札をワラボテに差す僧侶=26日、奈良市五条町の唐招提寺 拡大

 奈良市五条町の唐招提寺で26日、正月に初詣に訪れた参拝者へ授与する「千手観音守護札」の準備作業が報道陣に公開された。

 正月三が日の間、高さ約70センチ、直径約25センチのワラボテ2個に、長さ約17センチの竹ぐしに挟んだ札を差して金堂の千手観音立像(国宝)の前に設置。各日午前8時30分から、1日2千枚をめどに札を授与する。

 札には千手観音の梵(ぼん)字と真言が書かれており、開運や所願成就を願い、財布に入れたり玄関のかもいに差す人が多いという。

 同寺では先月の中ごろから竹ぐしの制作を開始。この日は境内の茶処で僧侶2人がヒノキの葉で飾ったワラボテ2個に、札を1本ずつ丁寧に差していった。札をそれぞれ約300本ずつ差したワラボテは花が咲いたようで、正月らしい華やいだ雰囲気になった。

 同寺の石田太一副執事長は「来年こそ、災害のない、穏やかな年になってほしい」と話していた。

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