経済

ヤツガシラの焼酎完成 - 村内限定 旅館などで販売/十津川村

更谷村長(前列左端)にヤツガシラ焼酎「いものかぶ」の完成を報告する生産者ら=21日、十津川村小原の村役場 拡大

 十津川村の高齢者が栽培したヤツガシラから、芋焼酎「いものかぶ」(岡山県津山市・多胡本家酒造場)が完成し、21日に生産者らが同村の更谷慈禧村長に報告した。旅館や民宿など村内限定で販売する。

 ヤツガシラは里芋の一種。「八ツ頭」と表記して縁起物としても扱われる。十津川弁で「はこい」と称されるホクホクとした風味になるのは、傾斜のある水はけの良い畑で育てられるからだという。

 西川地区北部を中心とした生産者団体「やつがしら会」(松村哲会長)が、生産者17軒のうち特に味のいい芋を選び、その種芋から栽培。獣害とも闘いながら400キロを収穫し、焼酎醸造を委託した。

 焼酎づくりは、地域づくり研修を受けた若手の村職員からの提案。有志の出資を募って実現した。出来上がった焼酎は、くせがなく、甘みがあって飲みやすく仕上った。

 松村会長(74)は「生産者は70歳以上の高齢者で、後継者の確保が課題」とするが、今後も生産量を増やし、度数の高い焼酎なども検討中。「皆にかわいがってもらって特産品にしたい」と意気込む。

 更谷村長は「村民の熱い思いの輪が広がってできた。めでたい名前のように末広がりで村が活気づけば」と期待を寄せている。

 限定約1300本。価格は720ミリ入りで2700円(税込み)程度になる見込み。また、発売されたばかりの同村初の純米酒「谷瀬」との飲み比べセットを提供する宿泊施設もあるという。

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