総合
ケネディ駐日米大使が来県 - 小児患者らと交流/東大寺福祉療育病院訪問

キャロライン・ケネディ駐日米国大使が23日、奈良市雑司町の東大寺福祉療育病院を訪問。重症心身障害児らの療育に取り組む同病院で、歌の披露や記念品の交換を通じて、小児患者らと交流した。大使として県内を訪れたのは初めて。
同病院を運営する東大寺福祉事業団で理事を務める辰野勇さんが、昨年10月に鳥取県で開かれた環境スポーツイベントで同大使と会い、奈良訪問を誘ったことから実現した。
大使は東大寺大仏殿を見学の後、長男ジャック・シュロスバーグさんらとともに同病院を視察。2歳から20歳くらいまでの入院患者約20人が歓迎の歌を披露し、子どもたちがヒマワリを描いた首飾りなどをプレゼント。大使からは詩の絵本が贈られた。
大使はあいさつで「きょうの歌と友情に力をもらって触発されたので、また訪ねてきたい。それまでの間にいろんなことを学んでほしい」と話した。
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