社会
「村のコンビニ」開店 - 街とつなぎ活性化/野迫川村

野迫川村で、県のふるさと復興協力隊員として3年間の任期を終えた長谷川桂二さん(49)が今月、同村内で「村のコンビニやまからな」を開店した。日用品のほか、観光客向けに木工品や特産品も販売。吉野郡の活性化を目指す。
店舗は、週末に四駆車競技場やキャンプ場としてにぎわう同村平のレジャー施設「アドベンチャーランド」の入り口にある、管理棟の一室(約20平方メートル)を活用。現在は「売れ筋は、缶コーヒーと慶弔袋」の状態で、店内にはトイレットペーパーをはじめとする生活用品、調味料や菓子、カップラーメンといった食料品、アウトドア用品などが並ぶ。
過疎地の同村には、コンビニ店はない。店づくりは、「乾電池がない」などと、あわてて車で40分以上かけて村外まで買いに走らずに済む環境にすることを基本に置く。価格も割高感がなく、村民がふだんから利用しやすい設定にした。
長谷川さんは埼玉県出身のフリーのテレビカメラマン。県内のテレビ局でも働いていた。体調不良で東京から県内に戻っていたとき、県のふるさと復興協力隊員の募集を知り、応募した。
同隊員として村特産の針葉樹「コウヤマキ」を研究し、生育が早い挿し木栽培に成功。約1年半前から、奈良市のもちいどの商店街で、コウヤマキと木工品の販売店「やまからな」を営業している。
同店でのヒット商品は、ポケットティッシュサイズのティッシュケース(スギ製、800円)などで、これらの木工品は「本店」扱いの同村の店でも販売する。
長谷川さんは「村内外の人が交流する場所になれば。街と村をつなぎ、どんな化学反応が起きるか試みたい」と話している。
午前8時から午後8時営業。長谷川さんが仕入れに出る日などは休業(不定休)。問い合わせは長谷川さん、電話080(9479)5578。
店舗は、週末に四駆車競技場やキャンプ場としてにぎわう同村平のレジャー施設「アドベンチャーランド」の入り口にある、管理棟の一室(約20平方メートル)を活用。現在は「売れ筋は、缶コーヒーと慶弔袋」の状態で、店内にはトイレットペーパーをはじめとする生活用品、調味料や菓子、カップラーメンといった食料品、アウトドア用品などが並ぶ。
過疎地の同村には、コンビニ店はない。店づくりは、「乾電池がない」などと、あわてて車で40分以上かけて村外まで買いに走らずに済む環境にすることを基本に置く。価格も割高感がなく、村民がふだんから利用しやすい設定にした。
長谷川さんは埼玉県出身のフリーのテレビカメラマン。県内のテレビ局でも働いていた。体調不良で東京から県内に戻っていたとき、県のふるさと復興協力隊員の募集を知り、応募した。
同隊員として村特産の針葉樹「コウヤマキ」を研究し、生育が早い挿し木栽培に成功。約1年半前から、奈良市のもちいどの商店街で、コウヤマキと木工品の販売店「やまからな」を営業している。
同店でのヒット商品は、ポケットティッシュサイズのティッシュケース(スギ製、800円)などで、これらの木工品は「本店」扱いの同村の店でも販売する。
長谷川さんは「村内外の人が交流する場所になれば。街と村をつなぎ、どんな化学反応が起きるか試みたい」と話している。
午前8時から午後8時営業。長谷川さんが仕入れに出る日などは休業(不定休)。問い合わせは長谷川さん、電話080(9479)5578。