経済

十津川初の地酒「谷瀬」 - 香り◎ 飲みやすさ◎/完成を村長に報告

更谷村長(後列左から3人目)に地酒「谷瀬」の完成を報告した住民と大学生ら=31日、十津川村小原の村役場 拡大

 十津川村谷瀬産の酒米(さかまい)で造った純米酒「谷瀬」(美吉野醸造)が完成し、31日、関係者が更谷慈禧村長に喜びの報告をした。4月15日から、村内の商店などで発売を始める。

 谷瀬の住民と県立大学、奈良女子大学の学生らが力を合わせ、休耕田で酒米「吟のさと」を育てた。昨年10月に計540キロを収穫。吉野町六田(むだ)の美吉野醸造で仕込んだ。

 酒米「吟のさと」は酒米の代表格「山田錦」とその親を交配した、育てやすく高温に強い品種。谷瀬では、じっくり実らせた上に天日干しで米のうまさを増した。香りが良く、フルーティーで飲みやすく仕上がったという。

 総代の坂口哲夫さん(57)が「みんなの力で十津川初の地酒ができました。特産品として人気が出て、村の活性化につながれば」と報告すると、更谷村長は「紀伊半島大水害後の集落づくりのモデルになってくれた」と喜び、「十津川に来て、一杯飲もうよ」とご機嫌。県立大学4年山田みのりさん(21)は「何も分からず無我夢中の1年が、形になって本当にうれしい」と話していた。

 1・8リットル210本、720ミリ5百本を谷瀬のつり橋近くの「平岡商店」やホテル昴(すばる)など村内限定で販売する予定。谷瀬地区が運営する「つり橋茶屋」(土・日・月・祝日営業)では、特別ラベル「谷瀬297」(300ミリ)を3百本限定で販売する。

 価格は未定だが720ミリ1600円前後になりそう。売り上げは今後の活動資金にする。今年はさらに休耕田を開拓し、約2倍の収穫を目指すという。

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