経済

ならファミリー大改装 - 来月から工事/都市型商業施設へ

「ならファミリー」吹き抜け広場の完成イメージ図 拡大

 近鉄百貨店とイオン奈良店、約120の専門店からなる商業施設「ならファミリー」(奈良市西大寺東町2丁目)が4月から、専門店ゾーンの延べ床面積を従来の約1・4倍に拡大するなど、大規模なリニューアル工事に取りかかる。近鉄奈良店との連続性を重視してブランド店などを拡充。近隣の郊外型ショッピングセンター(SC)と差別化を図り、都市型の商業施設をめざす。総事業費は約55億円で、11月初旬のリニューアルオープンを予定している。 

 計画では、現在の地下1階から地上6階までの専門店ゾーンのうち、1階から4階までをリニューアル。さらにイオン奈良店(地下1階から地上4階)の3、4階部分を専門店ゾーンとして拡大。これにより、延べ床面積が約1万4000平方メートルから約2万平方メートルになる。

 ファッションや生活雑貨を中心とした店舗構成や店舗数はほぼ変わらないものの、県内初進出のブランド店や、京都、大阪店に準じた都市型店舗などが出店する予定。フロアごとにイメージを鮮明にし、通路も1本から2本に増やして店舗を回遊できるようにする。

 また、施設の1階から4階までの吹き抜け空間(広場)を含む、共用部の内装デザインも刷新。都市型商業施設として高品質なイメージが高まるように環境を整備する。

 このほか、地下1階から地上2階までになるイオン奈良店も売り場を順次刷新。今秋のオープンを目指す。近鉄奈良店は今春、フランチャイズ(FC)店として「東急ハンズ奈良店」(仮称)を5階の一部フロアで運営する予定。

 同商業施設は昭和47年の開業当初、年間約600億円を売り上げていた。しかしその後、近隣の郊外型SCや、大阪、京都の大型商業施設の開業に伴って顧客が流出したことなどから減少。平成26年の売上高は約400億円にとどまっていて、今回のリニューアルで年間約480億円の売り上げを見込む。

 同施設を運営する三菱商事・ユービーエス・リアルティ関西支社(大阪市)の担当者は「20、30年後も奈良の一番店となるように生まれ変わらせるとともに、近鉄百貨店とイオン、専門店が三位一体となって施設全体を活性化していきたい」と話している。

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