総合

年輪生かし精巧に - 吉野スギ透かし彫り/2015師走

吉野スギ透かし彫りの干支飾り額を持つ山口さん(右)と花井さん=26日、黒滝村赤滝の年輪工房
 吉野スギならではの緻密な年輪を生かした透かし彫りで、来年の干支(えと)・サルの飾り額が完成した。新年に、県庁1階の県産材PRコーナーに展示される。

 制作したのは黒滝村赤滝の年輪工房、山口哲雄さん(84)。デザインと下絵を担当した下市町新住の吉野スギ面皮(めんかわ)工芸作家花井慶子さん(37)との合作だ。

 国宝・鳥獣人物戯画(平安・鎌倉時代)のサルを模写し、アレンジ。背景に7種類の伝統文様をあしらった。線や柄が細微で苦労したという。

 木の年輪は、厚みがある夏目と薄い冬目が交互に重なっている。木目が平行に並んだ柾(まさ)目の板にガラスの粉を吹き付けると、柔らかい夏目だけが抜け、硬い冬目が残る性質を利用している。

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